SURLY CROSS CHECK、、の遊び方

メーカーによれば、発売以来大好評のクロスチェック。当店にありましても老若男女を問わずいろんな方に愛されています。その理由のひとつが、’’なんでも出来る’’様々なバイクスタイルを選びうる’’ということ、とされています。このたび、売場担当者が私物としてクロスチェックに向き合うことになり、私なりのクロスチェックを作ってみました。そこで私は、次のことを重視しました。
1)雨の日のロード練習にも使えるよう、フルフェンダーが使え、700×23、もしくは25のタイヤが使えて、18段変速。
2)軽めのダート、オフロードなどにも入っていけること。
3)FIXの乗り味が気に入ってしまっているので、FIX自転車としても使え、通勤の脚にもなること
4)以上の要素を、なるだけ簡単な作業で両立できる車両であること
このような事柄を担当者なりに一台にこめました。あまり一般的になされることではないため、眉をひそめる方もいらっしゃるとは思いますが、クロスチェックはこんなことも出来る、まさに’’個々の自由を駆り立てる’’一台なのは確かだ、と思うのです。目指したところは、レッドショルダーターボカスタム(笑)!さてどうなりましたか、、、。


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愛車、クロスチェック52cm’バッドニュースアレン号’です。通勤などの日常的に使う際の基本仕様です。SKSのフルフェンダーは雨、霙交じりの雪の際に泥跳ねを押さえてくれ、シュワルベのマラソンXRは、貫通パンクを殆ど0に抑えます。サーリーのFIXハブとディングルコグを使って、46×17でFIX走行しています。通勤マシンですので、Rキャリアを付け、職場にはサイドバッグをつけて通ってます。雨の日でも基本は乗りますのでSEのプラスチックサドルです。
FIXに乗るようになってから2台目ですが、、、いやはや楽しい。目からうろこ、、の経験です。しかし、こうやってFIXに乗るようになるとディングルコグを考えた人は偉い!!と心から思うのです。FIXにも、外装変速にも、、というフレームは余りありませんので、そこはサーリーは偉い!と拍手したくなりますね。
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札幌市近郊の某シングルトラックにやってきました。ここまで自宅から自走で30分くらいです。たいした上りはないので46×17で十分走って来れます。しかし問題なのが、オフロードに入る際は、ギア比が大きい。ディングルコグの歯数差が4しかないのでフロントを46と42にして42×21では、重すぎます。では、34と38では?そうすると今度はロードで走るときに軽すぎる、、ということになってしまいます。そこで考えたのが、チェーンをワンタッチで切る'ミッシングリンク’の活用でした。フロントのギア構成を46と34にし、リアは17,21です。オフロードに着いた時点で写真のように34と21にチェーンを架け替えます。その際チェーンが余ってしまうのですが、ミッシングリンクを2つ入れて余分な分を切り離し、34×21の組み合わせに出来るようにしました。こうすることで、ロードでの高速走行、オフロードでの上りに対応するギア比が確保できたのです。現場について、Rホイルを緩めてチェーンを切って、張りなおして締めなおす、、まで5-6分と言う所で、ひとつの儀式ですね(笑)此処は走ったことのある人ならわかりますが、かなり根っこではじかれます。そんななかFIXで700×38cというタイヤで走るのは正直大変、、しかし、だからこそ操る楽しさが味わえます。終わってみると1,5倍疲れる感じですが実に心地よい疲れです。スポーツ走行時はキャリアはいりませんので、シートピラーごとスポーツ仕様に変更します。この辺は流石に汎用企画で、恐らく皆さんも27,2πのピラーは一本くらいお持ちでは(笑)?
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また別の日の早朝、札幌市内の某シングルトラックで朝連(笑)です。雪が舞うくらいの冷え込みで、トレイル中落ち葉だらけです。そんな中FIXで走ると、とても楽しい発見が、、、。くだりに入ったときに脚を止めようとすると、すぐに後輪が滑り出します。そう実に簡単にスキッドしてしまうのです。いわゆる、ロングスキッドを決めながら下れたときはいやはや気持ちがいいものです(トレイルの路面を傷めないよう路面状況に気をつけましょう)。此処は最新のフルサスMTBで来れば大して楽しくも無い位な所なのですが、こういった車両で来るとちょうどいい感じで楽しさ満点。あえて革靴細板でテレマークスキーをするような感じでしょうか?快適、速い、などの道具の決め台詞は必ずしも’’楽しさ’’には直結しないよなぁ、、などと偉そうなことを考えてしまいます。
そしてこの車両の本領は、この後に発揮されるのです。
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朝連で気持ちのいい汗をかいた後、その日は展示会に15k程はなれたところまで行かねばなりませんでした。おまけに湿った雪が降り、路面状況はべチャべチャ。そんなときに備えこいつにはロード仕様が存在するのです。シートピラーを入れ替え、ホイルも純ロード仕様(アルテグラ、マビックリム)に入れ替えます。勿論チェーンは短いので、長めの物をもうひとつ用意しておき、さくさく入れ替えます。ギア比は、46,34はそのまま、リアの方は12-25ありまして、低めのコンパクトクランクくらいではないかと思います。フルフェンダーのお陰で思い切って飛ばすことが出来ます。キャリアのお陰で仕事道具もラクラク運べます。路面が濡れている時はロードレーサーにはなるだけ乗りたくないものです。そんなときにロード並みに走れるフルフェンダー付
の車両があれば、、私の長年の課題が解決できました。
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変速機は、なつかしのサンツアーサイクロンMk2です。この車両を作るに当たって、新規に手配した部品はサーリーの135mmFIXハブ位で、後は自分のガラクタBOXに入っているものを極力使用しました。インデックスさえ諦めればサンツアーだって立派に使えます。Rメカがチェーンを通し易く、この車両のコンセプトには合ってますね。このフレームのお陰で眠っていたパーツに再度活躍の場が出来、、そういった意味でもクロスチェックは素晴しい自転車だなぁ、、と思います。
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このビームラックは、サイドバッグ対応型ですので、重量は限界があるものの、ちょっとした旅仕様をバッグで運ぶ事ができます。写真では25cのタイヤがついていますが、それこそ32cくらいのタイヤにすればギア比の低さもあり、立派なツーリング自転車に早替りです。クロモリフレームと、いい塩梅のフォークのお陰で、クルージングがとても気持ち良いんです!!この辺はカタログに歌っていることが本当なんだ、、と妙に感心するところですね。キャリアは勿論フレームにも付きますので、日本一周もOKでしょう。
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一仕事終え、豊平CRを快走!気分のいいところで一枚撮りました。しかし、、この自転車は本当に楽しい、そして実に使える一台です。スポーツサイクルがブーム、といわれて久しいですが、それが単なるブームで終わるか文化として定着するのか、、は実はクロスチェックの様な日常的にガンガン使い込めるタフさと、スポーツ心を刺激する走りの確かさ、そして生活自転車としても使える、、という懐の広い自転車がどれくらい日本の道路事情に受け入れられるか、、にかかっているなぁ、、などとまた偉そうなことを考えてしまいます。しかし、こいつは楽しい!これに乗っていると次に何をしてやろうか、、など私の心が少なからず駆り立てられるような気分になります。

総括

'クロスチェックは、個々の自由を駆り立てるマシーンなのです。私たちはそれが美しいことだと思っています''(メーカーHPより)というのが本当だ、ということを実感させられました。の割にはあまり美しい車両ではありませんが、担当者なりに自由な発想で担当者なりに使える一台を目指してみました。サーリーの偉いところはそれを決して否定することなく、それもいいっすねぇとでもいうように車両の方が受け入れてしまい、そうすることでユーザーがそこはかとない幸福感に酔いしれることが出来る、、ことにあるんだろう、、と感じました。
こうやってクロスチェックの魅力をお伝えするべく、色々と写真、文章を並べてきましたが、ひとつ大事なことに気がつきました。クロスチェック(のみならずサーリーの車両全て)を素晴しいと感じるためには、とにかく自転車に乗りまくる、事が必要では?乗れば乗るほど、サーリーは自転車に乗りまくる人が乗りまくる人に向けて作った自転車だよなぁ、、と感じてしまうのでした。
御不明の点などございましたら売場までお尋ねください。
by shugakuso3 | 2009-11-22 17:13 | SURLY