TheBROMPTON ロンドン研修ツアー2011 その5
2011年 02月 20日
の自転車作りを見てきましたがこれからはいよいよ私が見た、、ロンドン自転車事情を
お伝えしていきます。ちなみに今まで走ったことのある異国は、カナダはジャスパー、
NZクライストチャーチ、韓国ソウル、ハワイはホノルル,、位です。そんな私にとっては
結構驚きの体験が待ち受けておりました。
ロンドン朝連編
ロンドン市に着きましたのは、当日の16時前後。
それから投宿地に着きましたのが17時過ぎでし
た。その日は何も出来ませんで、ご一緒の方々
と、ブロンプトンバーガーを食べに行きました。
ブロンプトン、という名前は通りの名前から取って
居ることは有名ですが、そのブロンプトン通り沿い
にあるパブの名物料理ということでした。ピクルス
が大きくて、、、肉は肉団子が8個くらい密集して
居るのでは、、というくらい分厚いもので、食べよう
とすると顎が外れるのでは、、でした。美味し
かったですよ。
歩いている途中に出くわした、自転車です。
ダッチバイクの女性はキリリ、とした印象で
スタイリッシュに乗ってますよ!と自己主張
しているかのようでした。
ブロンプトンにのみピントが合っているほうは
バリバリの自転車通勤族、という感じです。
レモンイエローの反射ベストはロンドンの自転車
野郎たちのフォーマルウェアのようでした。
自転車に乗る時間というのは、BR社の人たちと一緒に行く
ロンドンツアーというのがあったのですが、折角愛車を持って
行ったので、どんどん乗ってみようという訳で、早朝5時に出発
真っ暗闇の中、ロイヤルアルバータホールを目指します。
しかし、どこをどう間違ったか、分けが判らなくなってしまい
兎に角いけるところまで、、とずんずん進んでましたら、有名
なピカデリーサーカスに出ました。早朝でしたが、ビカビカに
明るかったです。まだ7時前なんですけどね。やっと自分の
位置が確認でき、ケンジントンロードをホテルに向かい戻り
ます。私も見知らぬ街を走るのは慣れているほうだ、、と
思っておりましたが、ロンドンには通用しませんでした。事前
にネットで位置関係はつかんでいたつもりなんですが、、
走っていると、綺麗に夜が明けてきました。どこぞの広場かはよく
判りませんでしたが、これは、、と写真を撮りました。帰ってから
確認したところによると、ウェリントン広場、というところのようです。
これを下るとバッキンガム宮殿があるわけですが、時間の関係で
写真を撮って戻ります。しかし、、こんな綺麗な朝焼けがロンドンで
拝める、というのは実はとても珍しいことなんだそうですよ。実は
この後、ブロンプトン社に行ったわけですが、会う人会う人、おお、
今日は太陽が出ているぞ、、お前たち運が良いなぁ、、と言われ
ましたからねぇ。
この広場は、車が入ってこない、、自転車は入っていい、、様で
通勤スタイルの自転車がそれこそ矢のように走っていました。
みんな朝連か?と言うくらいの通勤風景でしたね。
ウェリントン広場を通る通勤マシンたちです。真ん中の車両
はブロンプトンで、この人はかなりおしゃれに気を使っている
と見えました。しかし走りのほうはグイングインで、この明るさ
では被写体ブレを起こして、何がなにやらわからない,,位
でした。
レモンイエローの服を着ている人がとても多く、自転車や
サンにも必ず売ってましたね。ヘルメットの着用率がかなり
高く、手信号も抜かりなく出してました。
実は、、それをしっかりやらないと事故に巻き込まれる、、、
それ位、激しい交通事情の中を彼らは独自のテクニック
と車との駆け引きを使いながら文字通り駆け抜けている
のがだんだんわかってきました。
ブレブレの写真で何がなんだかわかりませんが、、それ位
彼らは早く駆け抜けている、、と言うのがご理解いただけ
れば、、と思うのです。基本的には自転車と言うのは、車
と同じ車両扱いで、車と同じように走ることを要求されます。
たとえば3斜線の一番右側を走っても、車のほうから
文句を言われたり、、と言うのは無いようなのです(法律で
どうなっているかは存じませんが、少なくとも実際の運用
ではそんな感じでした)。私も大きな交差点でどう走って
良いか判らず前を走るローカルについていきましたが、
驚くほどの速さと、すりぬけと、、まるでメッセンジャーのよう
な走りをしていました。私もなれているつもりでしたが、
正直死ぬかも、、と思いました(一瞬)。ま、そんな走りにも
BRはしっかり耐えますから素晴らしい自転車なんですね。
朝からとてもいい運動をしました、、いい汗をかき、途中冷や汗も出ました
が、、気分が良いので朝食前にコンビニで軽く補給をしました。このコンビ二
身障者用のスロープが用意してあり、畳んで転がしつつ店内に侵入、
キャンディーバーを買って帰りました。
こういうことを、かつてハワイでやったときには、面白い自転車だね、、
とかQUTE、、とかいわれたものですが、今回は何のリアクションもあり
ませんでした。自転車を畳んで店内に持ち込む、、と言うのがそれ位
当たり前のこと、、なのでは、、と考えます。
翌日の朝も味をしめて朝連に出発。ロンドンっ子にしてみれば
奇跡的に2連続で晴れましたので、意気揚々と出発です。
道の関係がだいぶわかりましたので、今回は、前述の
ウェリントン広場から、バッキンガム宮殿を抜け、ビッグベン
を見ながらテムズ川を渡り、王立戦争博物館前、までいって
みました。色々と写真を撮りたいところでしたが、バッテリー
切れで、これ一枚、、です。しまりが無いですねぇ、、。
日本でよくある、歴史的建造物のライトアップ、、などは
無い様で、真っ暗の中、、どれがバッキンガムなのか、、、よく
判りませんでした。これもしまりませんねぇ、、。
地下鉄編
ロンドン入りして3日目。ブロンプトンの社員の皆さんと一緒に、ロンドン
市内を走りましょう、と言う企画で日本育ちのBRが集合です。左から
倉敷、札幌、大阪、小山、、各町で育ったブロンプトンが、産まれ故郷に
里帰りです。UndergrounndのOverground部分で写真を撮っています。
こうやって並ぶと、気持ちのいいものです。示し合わせたように色が
違う、と言うのもいいものでした。
地下鉄ピカデリーライン内にて撮ってもらいました。このピカデリーライン
と言うのは、かなりトンネルが狭く、ぎりぎりに車両を作るため、車両の
天井がかなり丸くなっており、まるでかまぼこが走ってくるみたいです。
私の後ろのドアが湾曲しているのがご理解いただけると思います。
もちろん、、と言っては何ですが、地下鉄に載せる際にカバーをかけろ
とか言われることも無く、折りたたみ自転車を持ち込む、と言うことが
市民権を得ていることが理解できます。ブロンプトンだけではなく、ダホン
とか、折りたためない自転車がそのまま入ってきたりしてましたから、
市民の足、として本当に定着しているのだろうと思いました。
ズボンのすそはアンドリューと同じ仕上げです(笑)。
さて、次はいよいよ大団円。ブロンプトンの方々と行くサイクリングツアー
INロンドンです。朝連の時点でかなりのカルチャーショックを受けた私を
待ち受けていたのは、、、次回一応の最終回です。例のごとく私見の
多いレポートになります。いろんな意味で割り引いてご一読いただけると
幸いです。兎にも角にも乞うご期待。