クロモリ、、、の本

近年再評価の機運が高いスチール自転車。それを裏書するような
本が出ております。

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英出版のクロモリ本その2です。スチール自転車そのものがこれ以上は
技術的に進化しにくいということもあり、どういった切り口で本を作るのか
興味がありましたが、個人的にグぐっと来たのが、

ブリティッシュライトウェイト

の特集でしょうか?ブロンプトン自転車が如何に素晴らしいか、、に心酔
しております私としてはイギリスの自転車には以前から興味があり、
ブリティッシュロードスター、ライトウェイト、クラブマンレーサー、というような
カテゴリーがあったことは知ってましたが、その中のライトウェイトに焦点を
あて、綺羅星の如きブリティッシュ自転車の世界を紹介しています。

ロード自転車というと、現在はダイヤモンドフレーム、という所に落ち着いていますが
そこに辿り着くまでに、1950’sまでのブリティッシュでは考えられうるほとんどの
取り組みをしている、、のが良く判りました。まさかというようなフレームのバリエーション
は、それこそサスペンションが開発され始めた頃のMTB並みのバリエーションです。
固定観念に縛られることなく合理的に物事を進めていく、、のはアメリカ人のお家芸
かと思っておりましたが、イギリスにこそその源流があるのが良く判りました。
解説にあった「伝統と前衛が同居する国、イギリス」という表現に妙に納得
した所でした。

また、エンゾ早川氏による、何故スチール自転車はスキルアップに役立つのか
という文献に関しては、実際乗っているミニしてみればかなり納得できる物でした。
アルミから乗り換えたときの感覚の違いに戸惑ったのを思い出しましたね。
エンゾさんが嫌いな(笑)人も読んでみて下さい。

それ以外にも、伝説となっている日本のビルダーを、ケルビムの今野さんが訪ねる
読み物もあり、バイヤーズガイドというよりは、資料として手元においておきたい
と思ってしまいます。

私の乗っておりますスチールレーサーも紹介されており、8年前に買ったものでしたが
あれにして良かったなぁ、、、と改めて思いました。
by shugakuso3 | 2011-11-19 07:28 | おすすめパーツ