ラーレーカールトンN
2012年 03月 06日
現在、リムメーカーの新谷工業がブランドを管理しておりますラーレー。生真面目な新谷工業らしい、実に生真面目な商品構成には感心している自転車屋さんが多い事と思います。新谷のリムに、ハブに至るまでシマノパーツを多用してこのお値段ですか?というところで結構驚かれるところです。
そんなラーレーですが、こいつはさらにひねりの効いたパーツ構成です。一般的には目立つ部分を高級グレードにしていまひとつ目立たないところにグレードが低いものを使ったりします。ところが、これは、クランク、ハブなどはティアグラ(価格から考えれば十分なんですが、、)としていながらも、デュアルコントローラーとRDは105を使っているんですねぇ。いやはや渋い。一般的にはデュアルコントローラーはティアグラに、、というケースが多い中、ユーザー本位で部品を考えているところがよくわかるわけです。
ホリゾンタルスチールフレームに、メッキフォークが「わかってるねぇ」と言いたくなる実に渋い一台です。
また、ステムの角度を強めにして、コラムを長めにしているところも、初心者ユーザーさんに選択の幅を持たせる取り組みとしては感心しているところなのでした。
ご不明は店頭にてお尋ねください。