ブラックフロイド 実走編
2012年 06月 10日
基本的にタイヤが太くなることによる拠るアスファルト走行のネガ部分は、
空気抵抗が大きい
と考えています。路面抵抗が、、、という事がよく言われますが、このタイヤのパターンで、空気をしっかり入れてしまえば、私見なれど、700×28cとたいさないのでは、、、。それと踏み出しの重さ、、でしょうか。
変わって、ポジの部分は、ホイルそのものの慣性が上がること、ギャップを超えたりする際の抵抗感の減少、と言えますね。
タイヤを太くする、、これにより走りがどう変わるかというのは、上記のポジとネガがどういった按配で配分されるか、、にかかわってくるように思います。
そういった頭で乗ってみましたら、、、単純に
速い!!
です。FAT自転車というのは見た目と走りのギャップがものすごくあるわけですが、雪の上を走るときに感じるギャップ以上に実に軽快に走ってくれました。特に、軽い押し風の中を走った時には、その重厚感、安定感によるところが大きいのですが、
ロードにちょっかい出しても結構行けるかも?
とすら思わせてくれました。同様の仕上げのFAT自転車を数台出しておりますが、そのうちのおひとりが、
その辺のクロスバイクより速い
と仰っていたのが、身を持って実感できました。実際競り合いになった時には、勝つには余程乗り手の性能差がいると思いますが、高い巡航能力を生かして、GT(グランドツアラー)のような使い方には、実は向いているのかもなぁ、、、と思った次第です。
すでにFATをお持ちの方、、、これはすごいタイヤです。
ご不明はお尋ねください。