お陰さまで、当店もSURLY自転車を扱うようになりまして2年目を迎えております。このメーカーの楽しいところは広告宣伝などは大してしないものの、開発陣が世界中に出かけて行きユーザー、販売店などと意見交換をして次の商品開発に活かす(勿論旅の中で気が付いたことも反映されます)というスタイルをとっていることでしょう。そしてつひにSURLYスタッフ達が札幌にやってきてくれました。売場としてはぜひ参加せねば!!というわけで、札幌のSURLY販売の大先輩、SAM'SBIKEさんの御厚意でSURLYツアーに参加させていただきました。何度も来日しているSURLYスタッフにとっても、此処まで自転車ツアーとして中身の濃い物は初めてだそうで、、担当者的にも大満足の一日をレポートいたします。                            (写真提供Y様)

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2010年5月29日、快晴の札幌にてツアーが催行されました。前述の、札幌のSURLY販売の大先輩SAM'SBIKEさん前に集合した沢山のSURLY達。ショップが違えば自転車の仕上げ方も違い、とても勉強になりましたねぇ。SAMさん有難うございます。当店にてSURLYをお求めいただきましたお客さんも参加させていただき、感謝感謝です。此処から、まずは野幌森林公園までサイクリング。大沢口にて昼食をとり、その後は2hほどフリータイム。森林公園内を自由自在に走りまくり、色んな意味で腹いっぱいになった後、またお店に戻り、今度はジンギスカンパーティ。SAMさんがベースを務めるバンドのライブショウもおまけで付いてくる、、というイヤハヤ盛りだくさんな一日。私は仕事の関係で、昼ごろに大沢口にて合流、しばらく皆さんと御一緒した後、また仕事に戻る、、というじたばたツアーになりました。ちなみに私の愛車、クロスチェックバッドニュースアレン号は、参加者のお一人からRAT RIDEですねぇ、、とお褒めいただきました。
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私は、SAM'SBIKEさんを後にし、職場に戻り、、何とか仕事を13時までに片付け、全速力で向かった先が此処、野幌森林公園の大沢口です。地下鉄の終点から自転車で15分ほどでこんなロケーションがあるのが札幌の素晴しさですよねぇ。炭火焼のチキンが昼食で出たそうで羨ましい、、。私が着いた頃には皆さんフリーライドに出かけた後でしたので、、一人静かにラーメンを作っていただきました。出かけていく人、、帰って来る人、、いろんな方と情報交換をさせていただきました。自分も全てのSURLYに乗っているわけではありませんので、ためになりましたね。輸入元のMXインターナショナルの方もお見えになっており貴重なお話をいただけました。
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SURLY生活がPUGから始まった私にとってはとても嬉しい一枚です。なかなかこれだけのPUGが集合するのは珍しいのでは?皆さんしっかりと雪道もお楽しみのようで、それがとても嬉しかったですね。自分が雪道を爆走する姿をを動画にあげていらっしゃる方も居て、いやぁ、、凄い。担当者としても負けていられません。SURLYスタッフのピーターレディンは、”俺はPUGが大好きなんだよね”と言ってました。あの独特の走破性と、浮遊感は確かにたまりませんものね。次は雪の札幌にツアーに来てくれないかなぁ、、。
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PUG軍団を横から、、。様々な仕上げ方があるわけで楽しかったなぁ。緑の車両は、御自分で塗装なさってます。凄いです。次はカドワキに出そうかなぁ、、と仰ってました。写真では判りませんが、ステム一体型カーボンハンドル、、という人もいたりして、その発想の自由さに、担当者としては感服してしまいます。こうやって、ユーザーが盛り上がっていると、一人のサーリースタッフが嬉しそうに近寄ってきました。それが、、、Mrデイブグレイです。
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サーリーのオリジネーターの一人デイブグレイ氏です。現在はプロダクトデザインをなさっているそうで、新たな切り口のサーリーを考えるお仕事をなさっているそうです。”PUGは俺が考えたんだぜ!"と言ってました。そんな方とお話できるとは、、イヤハヤとても光栄で嬉しい瞬間でした。当店での雪道ツアーの模様など、、札幌の雪道自転車に関する資料を見てもらったのですが、そのせいか、,”冬の札幌はどれくらい雪が深いのだ?”と聞いてきました。”一晩で30-40cm積もることもあって、その翌朝のパウダクルジング通勤は、サイコーなんだぜ”と話しておきました。一寸やんちゃな感じですが、とにかく自転車が好きで好きで、、。ツアーの際の携帯工具袋の中身を見せてもらいましたが、自転車屋さんとしても大変参考になる、無駄のない、とにかく走りまくっている人でなければ出来ないであろうアッセンブルでした。札幌よりはるかに寒いミネアポリスの冬、、マイナス25度でも自転車に乗り、日夜自転車の可能性を拡げるために全力を尽くしているそうです。サーリーのスタッフと言うととにかくやんちゃ坊主の様な印象がありましたが実際にお話してみると、自転車に対し実に真摯な紳士、と言う感じでした。自転車の開発者と直にお話しするのは、ブロンプトンのアンドリューリッチー氏、タルタルーガの吉松尚孝氏に次ぐ経験ですが、勉強になります。彼らの思い、、を、しっかりとお客さんに投影できる様、私も精進せねば!
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皆が気になる、サーリースタッフの愛車。ジェネラルマネージャーのピーターレディン氏のトラベラーズチェックです。今回4人全員トラベラーズチェックでした。デイブに、PUGで来れば良かったのに、、というと、PUGだと、パッキングしても大きく超過料金が馬鹿にならない、、ということでした。フレームバッグなんかは日本ではあまり見ない文化ですね。三ヶ嶋のペダルが好感度高い(私も同じの使ってます)です。ピーターに日本の自転車を取り巻く道路事情はかなり大変なのだ、、というお話をしましたところ、それはミネアポリスでも変わらない、、と言ってました。自転車先進地域として紹介されてますが、やはり、自転車に優しくない自動車だったりは居るそうです。そういうのに負けないように乗り続けなくてはならないんだ、、と静かに語っていました。見習いたいところです。
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プロモーション撮影についていき、ついて行ったみんなで写真を撮ってもらいました。こんな素晴しい青空の下、自転車の運用に関して恐らく世界でトップレベルの人たちとお話しする機会を得て、、イヤハヤ光栄なひと時でした。SURLYに関しては、日本でも有名な自転車プロショップ(ツアーオブジャパンに運営側として参加するくらいのハイレベルな)が一生懸命に取り組んでらっしゃったりするのが実は不思議だったのですが、、今回その理由がよく判りました。この春は、札幌は気温が上がらず寂しいものでしたのでこんな好天の中、仕事を抜けて自転車に乗れて、、嬉しかったなぁ、、。この後、ツアーはSAM’SBIKEさんに帰投するわけですが、私はじたばたとこれまた全速力で仕事に戻りました。ご参加の皆さん、短い時間でしたが有難うございました!!

総括
サーリーの英語版のカタログをご覧になった方はいらっしゃるでしょうか?見た人ならわかりますが、、、とにかく活字ばっかりです。保存版として2006年版のサーリーカタログ(これは日本語訳してます)を持っておりますが、その活字の渦から送り出される芳醇な情報につひつひ引き込まれてしまいます。そうして、私はエンドモーフタイヤの素晴しさを知り、PUGに乗り、クロスチェックに乗りサーリーファンになったのでした。今回、実際にスタッフにお会いすることであんな活字ばっかりのカタログを作りそうな人たちだなぁ(笑)と妙に納得できました。それ位彼らは真剣に自転車と言う乗り物の可能性を信じそれを具現化するべく日夜努力し、それをしっかりと活字にして他の人たちに伝える事が出来るようなきちんとした教養を持っている、、ということなんだろうと納得したわけです。私自身が益々ファンになりましたし、自転車の可能性を拡げるべくもっともっとこの乗り物に向き合わねば、、という気にさせてくれました。サーリースタッフ、MXスタッフ、そして主催者のSAM'SBIKEさんに心より感謝いたします。最後に、06カタログより、デイブグレイのコメントでこの稿を終わりたいと思います。


”私が今もこの業界で働いているのはサイクリングを愛しているからです。私はこの仕事が与えてくれる肉体的頭脳的そして精神的な恩恵を愛して止まないのです。私は人力で動くこの乗り物が人類のために如何に大きな貢献の可能性を秘めているかと言う事実を愛しているのです。”   
デイブグレイ

by shugakuso3 | 2010-06-10 14:40