ブロンプトンオーナーズミーティング、輪行ツアーTO 小樽
2004年 10月 20日
04‘秋、かねてからの売り場担当者の夢だったオーナーズミーティングをついに内輪で開催する運びとなりました。記念すべき第1回はこの自転車の公共性をアピールする為に、折りたたんで電車で小樽まで移動、小樽を自転車で観光ツアーとしゃれ込みました。当日は好天にも恵まれ素敵な休日となりました。
出発前に店の前で一枚。いずれも白石店勤務の5人。JR白石駅に向け出発です。
白石駅に向かう5人。同じ車両が5台並んで走るというのはなかなかに良いもので嬉しくなります。ちなみにこの5人、一番身長の大きい人は182センチ、小柄な人は153センチです。それだけの身長差にも一台の車体で対応してしまうのがブロンプトンの凄いところ。
途中参加の一名(左から2番目)を加えて6名のツアーが完成。彼女はL-3で輪行通勤をしているつわものです。また、ブロンプトンにかぶせてある青いカバー(※)は、キャスターを効かせてゴロゴロ引っ張るときの為の物で秀岳荘オリジナルのプロトタイプ。手のひらサイズまで小さくなります。気になる方は担当有森まで。
小樽までのJRの車内にて。修学旅行みたいでなんだか楽しいぞ!通勤時間などのラッシュ時を外せば何だが変なことやってんだなぁ、と見てくれるようです。とにかく一般の人に迷惑にならないように、、が基本です。
小樽駅に到着。いわゆる裕次郎ホームを移動する2人。
定番チューンのベアリングキャスターを取り付けゴロゴロと押して歩きます。
今回のツアーの実はハイライトで、コレを集団でやりたかったのです。
小樽駅前にて組み立て。結構いろんな方から声をかけられました。興味のわいた方は是非秀岳荘まで。
いよいよ出発。今回走るコースは、まず運河まで出てそれから祝津まで抜けます。祝津でにしん御殿を見学し小樽水族館横の激坂を攻略。その後小樽まで戻りすし屋通りで昼食。小樽マリーナでのんびりしてJRで帰る、というのが大まかなところです。果てさてどうなることやらちょっと楽しみ。
小樽観光の穴場を発見。手宮洞窟保存館です。みなさん、日本にも壁画の描かれた洞窟(スペインのラスコー壁画が有名)があったなんて知ってましたか?そんな貴重な資料を無料で見られるなんて!説明係のおじさんの熱い語り口にも注目です。ちなみに、内部は写真撮影が禁じられています。
コレは小樽観光の定番、にしん御殿小樽貴賓館。門構えを抜けてココまで自転車で入ってこれました。貴賓の名の通り和の贅沢が私たちを迎えてくれました。冬に来るとそれはまたいい感じのようです。ちなみにこれから先は有料です。
小樽水族館の横の激坂を追分記念碑向けて快走するのは女性二人。ヒルクライムは小柄で軽い人が速いのは小径車でも同じです。この坂の最大の傾斜は16%あったのですが、彼女達は見事にクリアしたそうです。
たちこぎで頑張る2人。途中までは押したそうですが、やるときはやります。
おお、まさに坂の上の雲!ゴールはもうすぐです。前からタクシーが来てますが、ココにはバスが通ってない為にほとんどの人はタクシーで来ます。そんなところに小径車で来るというのは非常に気持ちよく誇らしい気分にさせられました。
追分記念碑で一枚。坂を登って気持ちのいい汗をかいた後は野点を楽しみました。モンベルの野点セットはなかなかのお勧め。クリ―ミーになるまで混ぜましょう。
祝津より小樽まで戻り、すし屋通りで昼食後これまた小樽観光の定番運河通りへ。自転車でちょろちょろしている人は意外に少なく、特に人力車に乗った人たちからの視線を強く感じました。
何コレ、の小樽ナニコレ貿易。実はここは、アウトドアビンテージグッズマニアにもアピールするであろう貴重品が売ってあったりするなかなかに侮れない店でした。ひねりのキイタ土産物屋です。
これまた小樽観光の王道、赤レンガ倉庫。港町というのは何でか解りませんが良い物です。
小樽市指定の歴史的建造物でかつては倉庫だったそうです。木造軸組み工法を基本に外壁部に石を積み上げていったそうです。和魂洋才ですね。現在は様々な味を楽しめるアイスクリーム屋さんです。
筆者的には今回の旅のベストショットです。しかしココのアイスクリームは美味でした。ビール味なんてのもありましたよ。
事故もなくぶじにフィナーレ、小樽マリーナに到着。こんな景色を目の当たりにするとついつい裕次郎になる人間も現れます。この後うしろに見えるウィングベイ小樽からJR築港駅に向かい電車で帰りました。
総括
初めての試みでどうなることかと思いましたが、かなり有意義なツアーでした。この自転車がもっともっとたくさん流通して交通機関に自転車を持ち込む人が当たり前になる日が一日もはやく来るよう祈りつつ心は第2弾へと飛んでいるのでした。