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秀岳荘白石店自転車売り場や自転車ツアー自転車遊びのご報告


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TheBROMPTON ロンドン研修ツアー2011 その6

色々と学ぶことも感激することも多かったロンドン研修ツアーレポートもいったんこれで
最終回です。最終回の今回はブロンプトンのスタッフの先導にてロンドン市内を回った
サイクリングツアーの模様を描きます。最近自転車を活用しよう、と言う取り組みが紹介
されるロンドン市。実際私の目に映ったものは、、、私見が多くなりますので、えぇぇ、、
と思われることもあるかとは思いますが、心安らかにご一読ください。


ロンドン激走編

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ツアー当日、ブロンプトン社に
集合します。ここで、クイントン
ともう一人若手の社員と一緒に
自転車やサンを回りつつ、ロンドン
中心部分をしっかり観光しつつ
ロンドンを自転車で走る,と言う事
がどのようなことなのかを学び
ましょう、と言う企画です。しかし
わが愛車、が里帰りでまさに
万感の思いでした。ここで、新社長
のウィルじきじきにわが愛車の
フレームを見てもらい、問題ない
とお墨付きをもらいました。
さて、、どんな一日になりますか?

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見送りに来てくれたアンドリューに
サインを頂きます。もちろん私も
書いていただきましたよ。途中よった
フェニックスサイクルさんは、BRと
20年の付き合いなのに、一回も
サインくれたこと無いのになぁ、、
とぼやいてました。アンドリュー
有難う!

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工場近所の駅から軽く輪行します。BRが
合計8台並ぶ姿は中々のものでした。
車椅子スペースがある車両が外からわかる
様になっているようで、その車両めがけて
乗り込み、パッと置かせてもらえました。

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走行中です。自転車は車両扱いになりますので、堂々
と車道を走ります。名物Wデッカーの後ろにいるのは
パトカーです。テムズ川にかかる橋を横断しています。
Wデッカーの横をすり抜ける、、結構スリリングでした。

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先導してくれた、営業のハリーです。彼もですが、
ロンドンを走っているBRはみな速い!ぐいぐい踏み込んで
矢のように走っていきます。これも、自動車と同じ扱いを
されている、、ということからでしょうか。写真から判りますが
信号待ちの状況で自転車が一番前に来て横に広がって
待つ、、日本では考えられないことが容認されています。
この方が、スタート時の巻き込みなどが無いわけですから
合理的といえますね。何より、自動車の前に出れる、という
のが気持ち良いこと!その分スタートダッシュはかなりの
レベルが要求されます。BRが内装変速である理由がよく
判りました(笑)。

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ライブ会場として有名なアルバータホール向
かいの、アルバータメモリアルです。ここは
ハイドパークの敷地内で、かなり自転車は
走りやすくなっていました。しかし、、馬糞が
結構あったなぁ、、。

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馬糞の理由はこれです。所謂騎馬警察。実は、
朝連のときに、20頭位の集団でパカパカ
歩いていたのですが、カメラがすぐ出ず,撮り
損ねました。背筋がピンと伸びて、さすがの
かっちょ良さです。

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ある意味今回のロンドンツアーで最も驚いた
のがこの写真です。片側一斜線の対面通行で
左側に走る隙間が無い、、となったらセンター
ライン側をずんずん前進して行き、それに対して
のクレームは一切なし。実際の法律ではどうなって
いるかはわかりませんが、全く問題なく走る
ことができました。自転車も車両の一角を占める
乗り物としてきちんと認識されている、ということ
でしょう。それに伴う責任も追及されてくる、、と
いうことなんだと思いますが、、。
近年ロンドンの自転車への取り組みが日本に紹介
されますね。その際に、楽園かの様な紹介がなされて
ます。あくまで私見ですが、走りやすさ、、であれば
札幌のほうがはるかに上です。そのインフラの不足
をロンドンのライダーたちは、自らの知恵と勇気で
巧みに乗り切っている、、印象を受けました。お上
がやらないなら、俺たちがやる!とでもいうような
覚悟、を感じだと言えばいいすぎでしょうか?
今回走ったのは市内中心部で、そこだけなのか
郊外はそんなこと無いのかは判りませんが、兎に角
カルチャーショックでした。

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ロンドンで近年人気のサイクルカフェ、第1号店
”LookMumNoHands"です。沢山の自転車野郎
が集まってました。画期的だなぁ、、と思ったのは
メカニックが常駐して、修理をやっているところ
でした。写真のメカの女性、、パークツールの
アーレンキーをかんざしにしてましたよ。洒落てるなぁ。

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サイクルカフェで解散、後は各自自由行動です。私は、テムズ
川を渡り、王立戦争博物館を見学して帰路に就きました。実は
ソーホーとかを見て回りたかったのですが、あまりに速い交通、
なれない道、あっという間に”ここはどこ?”では、身の危険を
感じましたので、、最低限に絞りました。しかし無事に帰ってこれて
良かった良かった。一緒に行きましたショップさん方もなれて
らっしゃるはずですが、、道に迷って大変だった、、とおっしゃって
ましたので賢明な判断でした。ちなみに、王立戦争博物館では
”自転車持ち込んでも良いか?”と聴くと、”クロークがあるから
そこに預けな”とあっさり預かってくれました。折りたたみ自転車が
生活に浸透している証拠、、でしょうか、、。

総括

今回、自転車に対する取り組みがかなり話題になっているロンドンを実際BRで
走り回ったわけですが、あくまで私見なれど、結論からいうと、”インフラの不足
は自転車が普及しない言い訳にはならない”と言う感想を持ちました。前述
しましたが、道が狭い車が多い、自転車用の道がない、、などの観点からは札幌
のほうがはるかに走りやすく、そんな過酷な条件の中、ロンドンのライダーたちは
自らの体と心を研ぎ澄ましてロンドンを自在に走り回っている、、という感じでした。
車道を自在に走る、と言う点では私もなれているつもりでしたが、身の危険を感じて
しまったくらいですからね、、。それか、もしあれが素晴らしく変わったロンドンの姿、、
ということであれば以前はものすごくひどかった、ということではないでしょうか。
よく考えれば何百年も前からある町で、早々開発も出来ない、道が狭いところに人口は
多く、車も集中する、となれば、そんなインフラが整っていることを期待するほうが無理
でしょう。だからこそ、ロンドンの取り組みには、世界が注目している、と言えるかも
しれませんね。インフラが少ない町で、市民がどのように折り合いをつけながら、
自転車と自動車の共存を図っていくのか、、と言う点で、私も大いに注目したいと思います。
インフラなどの状態は日本と大差ありませんでしたが、決定的に違うのは、日本では
自転車は歩行者の一部、と思っている人が圧倒的なのに対し、ロンドンでは自動車
と同じ立場の乗り物、として扱ってくれる、ということでしょうか。それでこそ、
自転車の手軽さ、、そして移動速度の速さ、が最大限発揮できようというものだ,、
とも感じました。日本も、法律上は自動車と同じ扱いになるわけですから、その辺の
意識さえ変わってしまえば、それこそロンドンと同じ先進地域と言われるようになるかも
しれませんね。今回、ブロンプトン社の訪問、ロンドンの自転車事情の体験、、と自転車
販売を生業としていくにあたって、とても貴重な経験をさせていただきました。これも、
BRを愛してくれているお客様、当売場をご愛顧いただきましたお客様のご協力、
メーカー、輸入代理店、関係各所のご協力の賜物です。改めまして厚く御礼
申し上げます。これからも、お客様のよき自転車生活のお手伝いが出来ますよう
頑張ります。ご不明の点はお尋ねください。  

長々とお付き合いいただきまして有難うございました。例によって、私見の多いお話でしたので
ご意見違える方々はお心安く読み流してくださいますようお願いいたします。
一応完結いたしましたがまた、、何かスピンオフ、、出来れば、、と思っております。

ご不明は売場にてお尋ねください。
by shugakuso3 | 2011-02-22 11:27