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ロンドンこぼれ話 2

ロンドンこぼれ話シリーズ、何とか2回目です。

今回はアンドリューリッチーとお話したことを、自転車に絡むこと以外も含め
まとめてみたいと思います。

アンドリューリッチー氏)
まさに、その人生をかけてブロンプトン自転車を育んできた鉄の意志と
信念の人です。以前にも投稿しましたように、以前にお話しした時は
ちょっとクールで近寄りがたい雰囲気もありましたが、実にフレンドリーで
おもてなしの心すら感じる穏やかな方でした。見事なQUEEN’sイングリッシュ
で、お話してくれました。

以前より、メディアなどに出てくるアンドリューは、だいたい似たようなコンサバティブ
ないでたち(スラックス、シャツ、Vネックセーターなど、、)で、あまり頓着せず
しかしこだわることには徹底的にこだわる、、いわゆる技術者、なんだろうなぁ、、
と思っておりましたがまさにその通りでした。失礼ながら、所々ほつれたセーターを
着てたりして、イメージ通りという感じです。
自転車に乗る際のズボンのすそを、靴下に入れ込む、というのを現在もやって
らっしゃる、事はお伝えしましたがその点でも、あまり関心事でないことには
頓着しない人のようですね。

そのアンドリューと、クイントンと食事中に話して面白かったのが、私の長年の
疑問、

何故イギリス出身の折り畳み車に優れたものが多いのか?

に関して話した時でした。ビッカートン、モールトン(これは折り畳みではないですが)
ストライダ、Aバイク、MEZZO(折バイク)そしてもちろんブロンプトンなど、きちんと
受け入れられている折り畳み車にイギリス出身のものがおおい事にお気づきの
かたもいらっしゃるでしょう。これがなぜなのか?国民性と何か関係があるのか?
傑作を作りだした人に直接聞いてみたわけです。その答えは、、

考えたこともないなぁ、、

でした。それなりの分析を期待していた私にとってはちょっと残念でしたが、
そういうことを意識しないくらい折り畳みの自転車というのが生活の一部と
なっているのかもしれませんね。やっぱりお国柄と何かしら関係があるのでは?
と思いました。そんな話をしていたら、、クイントンが、その問いは、

何故日本刀の切れ味が鋭いのか?

という問いと同じだな、、とのたまいなんだか禅問答みたいになりました(笑)。

おそらくだれもが気になるであろう、アンドリューの愛機は、現在は、P2-L-X
でした。Pハンドルというのは、ルックス的にあまり評価をされませんが、折り畳み
車用のドロップハンドルともいえるもので、合理性の極致とも言えるかもしれません。
”俺は大好きなんだが、なかなか普及しないなぁ、、”と苦笑いしてました。ハンドル
が3種類に増えたときに、この取り組みは若い世代のものなんだろう、、と思って
ましたが、意外にもアンドリューのものだったのかもしれません。標準装備の
サドルが、ウレタンベースのセラSMPから2本レールとペンタクリップの組み合わせ
に変わったこともアンドリューは支持しているようでした。彼の愛車のサドルは
標準のものに茶色の革が張ってありましたが、世界で2個しかないんだよ、
と自慢してました。
6段変速とか、シュミットダイナモ、とかの豪華装備を想定していた私にとっては
ちょっと意外なシンプルな機体でしたので、その辺の装備は使わないのか聞いて
みますと、

とにかく軽くしたいんだ

と言ってました。これはロンドンに行くまであまり意識しませんでしたが、
自転車を軽くする、という点に関しては彼らなりに一生懸命取り組んで
いるのが判りました。我が愛車のころからは考えられないような取り組みが
現在なされていますが、それは、、実はBRの世代が変わった、、という
事はもちろんですが、より良いものを作るために進化を止めない、、という
創業者の考えが反映されているのかもしれませんね。そういえば、

Rolling Stone Gathers No Moss。

のことわざは、、イギリスでしたか?

こうやって振り返るだけでも、充実したひと時でした。仕事というよりは、
私の人生の記録としても投稿する価値がありますね。また続編を、、
と行きたいところです。
by shugakuso3 | 2011-03-08 07:47

秀岳荘白石店自転車売り場や自転車ツアー自転車遊びのご報告


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