FAT PUG MAG 2
2011年 08月 21日
実に興味深い記事がありましたのでご案内。
PUGのような極太タイヤモデルは、空気圧を限界まで下げて
トラクションの向上とサスペンション効果の2つを狙っています。
そうするとタイヤの変形率が上がって、真っ直ぐ走っている分には
問題ないものの、カーブを曲がったりするときにタイヤが腰砕けに
なってよれるじゃないか、、と言う批判があるそうです。確かにその
通りでしょうねぇ、、。
そんな規律正しいMTBバイカーのご意見に対して、シクロクロスの
第1人者”辻浦圭一選手”のコメントが引用してありました。辻浦
選手は、以前にこのブログにも投稿しましたが琵琶湖湖畔での
砂地獄と化したコースを1,4気圧前後のタイヤ(700×32cですよ)
で見事に走りきりぶっちぎりで優勝した、と言う人です。その辻浦選手
のコメントは文献によれば、いつもMTBでは1,6とか、1,7とかそれ位
で行くようですが、最終的にはこちらくらい空気を落とした方が
疲れが少ないそうです。コーナーでよれるのは確かなようですが、
よれないように柔らかく走ればいいんです。
とコメントしてました。テクニックだったりいろんな要素が絡むでしょうから
なんともいえませんが、オフロード自転車にあっての大事なことがそこには
詰まっているように思えますね。
是非、辻浦選手にPUGに乗ってもらって、ぎりぎりまで圧を落として
白石CRの野幌から先の区間に挑んでもらいたいものです。