ブルーノツアー26
2011年 09月 23日
組み合わせが、お洒落さんに評価を得ている印象です。しかし、自転車単体
としてみた場合も実に通好みな自転車でもあるのです。そんなブルーノを
象徴するような車両が、入荷してきました。
それがタイトルのTOUR26です。
ブルーノというとまず小径車からその歴史を日本に刻みましたが、最近頑張っているのが
自転車での旅、の魅力再発見というところです。TOURシリーズには700cもありましたが、
コレはMTBなどと同じ企画の26インチタイヤを装備しています。イヤハヤコレが渋い!
わけですね。
コレと同じ文法で出来ている車両が、有名なSURLYのロングホールトラッカー
である、、と言うとその渋さがご理解いただけるのではないでしょうか。現時点で
世界を見渡した際に、最も入手しやすいタイヤが、MTBの規格でもある26インチの
HEなのです。つまり、コレに乗っていれば、出先でタイヤにトラブルがあっても
出先で対処できる確率が非常に高い、、と言えるのですね。ロングホールトラッカー
も、フレームサイズが大きいほうは700cの展開のみでしたが、その自転車の認識
が上がるに及んで、全サイズに26インチの展開をしてきたと言う事実がそれを
物語るでしょう。
そして名門レイノルズの定番520を使いフレームを作っています。
写真から判りますようにフォークを寝かせて、シートステーを曲げて、
直進安定性を出し、乗り心地もよくなるような工夫がなされています。
Wレバーはハンドルの近くに持ってきてあり操作もしやすく、アシストブレーキ
で、ハンドルの中心部を持ってブレーキできる様になっています。
Rラック、フルフェンダーにも対応できる様になっており、フレームのクリアランス
を考えれば、タイヤをもう少し太くして、より悪路に対処しやすく、、ということも
出来るでしょう。
初心者にもやさしい装備をしていながら、本格的に旅に出たい、、と言う
人にも十分こたえられる懐の深さを持っています。フレームが520mm
ですので小柄な人には難しいでしょうが、色々使えるタフな一台が欲しい、
と言う人にはうってつけかも、、。
2011年型をもって惜しまれつつカタログから姿を消しました。ということは
大人の事情で
ムフフ価格です。ご不明の点はお尋ね下さい。
追記
9月23日は所用にて午後からの出勤になります。ご理解いただけますよう
よろしくお願いいたします。