ヤビツ峠
2011年 10月 25日
この峠に関しての物がありました。
ここ数年のロードブームにより爆発的に数が増えたロード車が、首都圏の
有名なヒルクライムコースだったヤビツ峠をロード銀座に変え、ロードレーサー
の数の増加に伴う乗り手の質の低下によりイヤハヤ大変なことになっている、、という
内容でした。同様のことは、鶴見シンゴ氏の連載にも書いてあったように
記憶しております。
この目で見たわけではありませんので、なんともいえませんが、所謂自転車
著名人が折に触れ喧伝してきた挙句の果てがこういう状況か、、、と思うと
自転車文化、と言う観点からはまだまだ日本は足りない所が沢山あるんだなぁ、、
と思います。また先日芸人が検挙されて問題になりましたピスト自転車問題と
結局根は同じことなんではないかいな、、、と思ってしまいますね。
初めてカリフォルニアロードにまたがってこの方、趣味として、、やがて30年、
仕事としても10年にわたって自転車を見てきましたが、社会的に影響力
の大きい著名人やマスコミに頼って安易に自転車を売らんとして来た業界にも
それなりに責任があったりするんだろうなぁ、、と思ったりします。
だから私は、、と言うような力も御座いませんので残念ながら何が出来る、、
わけではありません。
「文化」、、と言う物は醸成するのにやはり時間が掛かるもので、現在のこういった
混沌の中からより良いものが生き残っていき初めて「文化」、、となっていくのだろうと
思います。せめてその過程の中で何かしら自分に出来ることはないのか、、
と考えながら自転車に乗り、人とかかわっていきたいものです。
結局何の結論も出ませんが、自分に出来ることは兎に角乗り続ける
ことなんだ、と再確認です。ご意見違えますという方、お心安く読み流して
下さいね。