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男たちは北へ

自転車に関する書物をたまにご紹介しておりますが、先日、読書家の
お客さんからタイトルの書物をお借りして、先日の出張の際に読んできました。

内容としましては、中年のおっさんが自転車で東京から青森まで一週間の
旅に出ます。そこで拾った印刷物がきっかけで、国家の根幹を揺るがすような
陰謀が語られていき、、、と言う所謂冒険小説という感じのお話です。

ですが、冒険小説でもあり、自転車野郎のお話でもあり、少年の成長の
お話でもあり、ハードボイルドでもあり、、、と言ういろんな側面を持つお話
でした。何故、人は旅に出るのか、何故自転車なのか、、と言う点に関しても
アナタが自転車野郎であれば思わず首肯してしまうような表現がちりばめられて
おり、一気に読んでしまえましたよ。

冒険小説としてみた場合も、何故それが自転車旅とかかわってくるのだ?
と強引な感じもしますが、むしろ世間一般に良いとされ、映画の原作になったり
もする日本の冒険小説よりもしっくり来る感じでしたね。

主人公はアル中の40台半ばのおっさん。アル中ではありませんがそれ以外の
部分は結構身につまされるところが多かったですね(笑)。

今から20年ほど前に上梓された小説だそうで、出てくる自転車も一寸クラッシック。
Wレバーのスポルティーフのようです。面白かったのが、坂に入ったら
すぐにフロントはローに落とせ、さもなくば、途中で変速なんてできやしない、、
という表現でしょうか、、。デュアルコントロールの現在では中々感じることのない
不便の仲、サイクリストは知恵を絞っていたんですね。

主人公が、途中で出会った少年に”人生と旅”にまつわる経験したことを語る
シーンが出てきますが、、そういった中年に俺はなっているのかなぁ、、?
とわが身の至らなさを痛感することにもなりました。

まだ、版は重ねられているようですので気になる方はご一読あれ!
by shugakuso3 | 2011-11-08 07:51

『自転車旅』好きなスタッフの遊び記録やお得情報


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