臍下丹田引き締めて、、
2011年 12月 27日
腰に巻き、なんじゃそりゃ、と驚く周囲に語った言葉が、タイトルの
臍下丹田引き締めて、胆力を発揮するのです
というものでした。以前に、日本人の体裁きに関する本を読んだので、
丹田という言葉は知っていましたが、以前の日本の文化にあっては
この丹田というのがきわめてポピュラーなものであったようです。
いわゆる臍の下5㎝位を丹田というそうで、そこに意識を集中して
体の重心をそこに集めるようにするといいのだ、、というようなことを
本で読んだことがあります。
そういったことを、ベテランのテレマーカーの方とお話ししておりましたら、
「自転車にあっても、テレマークスキーにあっても丹田に重心を集める
というのはとても重要なことなんだよ」と教えていただきました。
そういえば、エンゾ早川さんの文献によれば、インナーマッスル、と言われる
体幹の筋肉は、実は丹田のあたりに集結するようになっているそうです。
自転車にあっては体幹の筋肉を総動員するのに、丹田が重要で、スキーを
する際には丹田のあたりに重心を集めるようにすることで体が安定し、
雪面の不測の事態にも柔軟に対応できる、ということのようですね。
あくまで私見ですが、骨盤の立て方に両者共通するものがあるような
気がしています。
自分も胆力を発揮できるようにしたいものですね。