ハーフクリップが好きです
2012年 02月 22日
私は、靴はゴアテックスなどの防水素材を使ったトレイルラン用の靴、もしくは保温性を考えた軽めのブーツにハーフクリップ付のペダルの組み合わせで走っております。

中でもZEFALのハーフクリップが、ソールの厚い靴とは相性がいいように感じています。そんなんで寒くないのか?とお感じの方もいらっしゃるでしょうし、やっぱりビンディング付じゃないとダメだぜ、という方もいらっしゃるでしょう。何を持ってベストとするかはその人次第ですから何がいいのかは判然としませんが、なぜ私がこの組み合わせに落ち着いたかはお話しできます。
ビンディングシューズに関しては、根性なしの私では寒い、、という事につきますね(笑)。靴カバーをつけて雪道を走っている人を見ると尊敬の念を抱いてしまいます。かといってソレルブーツにDHペダル、、だとどうもソールが厚すぎてペダルを踏んだ感覚がつかみにくいのと、それでもつま先は寒かったんですねぇ、、。なぜそうなったのか、、、を考えてみましたところ、実はペダルを回す際は母指球をペダルに押し付けますが、そのお蔭で血行が確保されずに指先が冷えていくのではないか?と考えたわけです。実際、指先が冷たくなりどうにも我慢できない、、となった際には5分から10分ほど歩きを入れるようにしましたところ、血行がしっかり蘇ってくればつま先の冷えもかなり改善されることがわかったのです。
と言う訳で、ビンディングとソレルブーツの中間点を採用し、ペダリングの効率ともしもの落車に備え足の自由度を確保する、歩きの状況のために歩きやすい(走れるくらい)物を、、、という観点から今の組み合わせに落ち着きました。暖かい寒いの基準が人によりかなり違いますから、何とも言えませんが、参考になれば幸いです。
そうやってハーフクリップと付き合ってくるとまた違ったメリットを感じるようになりました。ビンディングペダルを使っている際には、足を引き上げなければ、という意識が強すぎて靴を垂直方向に上げようとしていたようです。ハーフクリップの場合は足を固定するというより安定させる程度の固定力しかありませんので、ペダルの回転円周上にいかに足を回すか、、、に意識が行くようになったと思っています。それ以降、あしの疲れが脹脛中心だったのが、内腿に代わってきました(ひょっとして悪い事ですか?)。個人的には体幹を意識した回転運動に矯正ができたのではないか、、、と考えています。
極めて私見ながら、この組み合わせから得られることはとても多いと考えています。興味ある、、という酔狂な方(笑)いらっしゃいましたら、店頭にてお尋ねください。
いやはや私見炸裂でした、ご意見たがえますという方笑って読み流してくださいね。