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ドロップ化!

ロード車両が人気の昨今、次のようなことを売り場で聞かれることがあります。

MTBを持っていて、それにドロップハンドルをつけたいのだが、、
クロスバイクにドロップハンドルをつけたいんだけどいくらくらいかかるの?

基本的にはハンドル変えて部品を変えて、、という事ですからお気持ちはよくわかりますし、私も中学生のころはよくやりました。ですが、自転車の部品にしろフレームにしろ高度に専門化された21世紀、軽ーい気持ちで取り組むと、気が付いたら一台買えるくらいの費用がかかった、、という事になりかねません。

制動系、駆動系、の部品の互換性を間違えるとありゃりゃ―となりますし、厳密にはハンドルの径も違ってくることがあるので思わぬところで部品代がかさむ、、ことがあるんです。ま、それだけならば、お金を出せば出来るんでしょ、、という事になりますが、個人的には重要なところはそことは考えていません。

そのフレームが、「ドロップハンドルをつけることを前提にしているのかいなか」、が重要だと考えています。一般的にフラットハンドル用のフレームはトップチューブが長めに設定されているケースが多く、それにリーチのあるドロップハンドルをつけようとするとブレーキブラケットが遠すぎてしまう、、ケースがとても多いわけですね。部品の整合性を乗り越え、いろいろな苦労を重ねてできたものが、自分のポジションとあわない、、モノになったとしたらどうでしょうか?

勿論どうしてもやりたい、、という事であればやるしかないわけですが、相当の研究を重ねた結果として部品の手配などをしないと、「ロード買った方がよかった、、」という事になりかねません。

この冬、実際やってみて痛感したことでした(笑)。

ご不明は店頭にてお尋ねください。
by shugakuso3 | 2012-03-02 07:02

秀岳荘白石店自転車売り場や自転車ツアー自転車遊びのご報告


by shugakuso3
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