ある日の出来事
2012年 03月 03日
留学生だったんでしょうねぇ、、しっかりとした日本語をお話になっておりまして、所々炸裂する私の「砕け過ぎたイングリッシュ」と対照的でした。その彼女が次の様な事をのたまいました。
あなたの日本語わかりやすいです!
え?日本人を40年以上やってきましたが、「日本語が判りやすい」とほめられたのは初めてです。「砕け過ぎたイングリッシュ」を彼女なりの気配りでほめてくれたところ、英語と日本語を間違えてしまったんだろう、、と思いその場は談笑ですみました。その後いろいろ調べてみますね、、ということでご帰宅になりました。
しかし、そんな間違いをするような方とも思えなかったのが何か引っかかっていた所、、、次のようなことだったのでは?とふと思ったのです。以下私見ですので、ご意見違えますという方笑って読み流してくださいね。
日本語の乱れ、、ということがよく言われますね。ひょっとすると、彼女たちが学んできた所謂文部科学省認定の「正しい日本語」と、現在日本国内で使われている「リアルな日本語」の乖離が、従来では考えられないほど広がってきている、、ということなんでは?と思った次第です。
日本語の乱れ、、なんてのは私がティーンエイジャーのころから言われていることですし、言葉は世につれ人に連れ変わっていくもんだとは思いますが、
それってやばくね?
に代表されるような、字面からだけではその意味が判断できない、、その場の会話の雰囲気から意味が正反対になることがある、、様な絶妙なコミュニケーションは合理主義の青い目の方々には到底理解が難しいだろうなぁ、、と思ったりするわけです。実際、中年のおっさんでも判らない事がありますからね(笑)。
情報機器がこれほど発達し、国際化がさらに加速するであろう21世紀になっても、日本はあくまで内向きに深化していく国なんだなぁ、、と妙に感心したところでした。いやはや日本語って難しいですね。いろいろと気をつけたいものです。
今回も私見が炸裂しましたね。ご不明は店頭にてお尋ねください。