ODD'S GP ペダリング編
2012年 05月 20日
ところが、自分の力をすべて出し切ることが出来るフレームに乗ってしまうと、今までとは違った体裁きが必要となり、今までの自分では場所内の3レースを戦いきるだけの体力が残らない、、という局面に立たされてしまいます。
従来のフレームは
ずっしりしており、粘りがあるフレーム
新しいのは
軽く、硬くかんかんくるフレーム
となっておりました。自転車のフレームの特性には積極的にたわみを利用するタイプと、そうではなくまったくと言っていいほどたわみをなくし踏力をダイレクトに推進力として変換しようとするタイプ、、の2通りの考えがあることくらいはわかっているつもりでしたが、この漫画で、、あれ、、と思ったのはこの後です。
粘りがあるフレームでは トルクをかけて踏み込んでいく方がいい
軽く硬いフレームでは トルクをかけるというより、高い回転数で回していく方がいい
となっておりました。え?逆じゃないの?と思ってしまった人いませんか?私は、フレームが積極的にたわもうとするものほど、ぐいぐい踏ンでも、踏力が逃げてしまいスムーズに走れなくなる、、結果としてトルクをかけるというよりも回転を上げて回した方がいい。硬いものほどトルクをグイングインと掛けた方がそれをよりよく推進力に変換してくれるのだ、、、と思っていたんですねぇ。
ひょっとして、、これは変速のない、、しかも上り坂のないトラックレースだからこうなるんでしょうか?
自転車理論というのを誰かからきちんと習っていないとこういうことが起きてしまうんですねぇ。どなたか教えてくれませんか?
しかし、、自転車ってのは奥が深い。