裸足走法(なんば走り)とペダリング
2012年 07月 01日
本当に膝にやさしいのか否か、、自らの膝を実験台に走りこんでまいりました。最初は、アキレスけん、脹脛そして足の甲の部分に物凄い筋肉痛が現れ、母子球を中心としたあたりに、「まめ」が出来まくりました。その産みの苦しみを経てしまいますと、結構な感じで走れていることに気が付きます。
最終的にどちらの走法が優れているのか、、に関しては競技会に出るとか、今まで経験したことのないような地獄の長距離走に挑む、、しかないわけですが、根性なしの私はそんなことはできません。
ですが、自転車乗り、、の観点から気が付いたことを述べてみたいと思います。
歩く時の筋肉と、自転車に乗る際の筋肉は違う
よく言われることですしご存知の方もいらっしゃるでしょう。実際プロレーサーあたりは極力歩かないようにしてるんだよ、、、なんてことも読んだことがあります。しかし、、、踵を着かない様な走り方、歩き方に慣れてくると、果たしてそうか??と思えてくるから不思議です。
踵を着かない走り方の足運びが、アンクリングを避けようとする自転車のペダリングに近いのでは、、、というのは以前に述べました。その走り方に慣れてきますと、なるほど!!という発見があったわけです。というのが
踵を着かない走り方の着地から蹴りだしへの一連の動きは、自転車ペダリングの4時から8時までの足運びに通じるものがある、、
と思うのですがいかがでしょうか?さらになんば走りなどの草履の花緒を親指と人差し指できっちりつまんで走るような走法の場合は、それだけで、いわゆる土踏まずのアーチがきっちり活性化され、けり出しの力がより増幅され、はずむように走れる印象です。
そのイメージで、ペダリングをするとよりスムーズにペダルの下死点を超え、より力強いけり出しが出来るような気がします。イメージとしては1時から踏み込みが始まり5時くらいで踏込から蹴りだし(掻き出しというイメージでしょうか)に移り8時から9時まで、けり出しのフォローをして、反対の足のバラストにならないようスムーズに上死点を超える、、、感じでしょうか。
なんばなどの走り方を学んだ事で、下死点をいかにクリアするか、、、という事に頭が回りました。踵をつけない様な走り方にスイッチすることで、自転車の方に影響が出るなんて、、、実に新鮮なことでした。
踵を着かない様な走り方が合理的なのか否か、、に関しては私は断定できませんが、少なくとも、人間の体力を最も有効に推進力へと変換させる乗り物に乗るときと同じような足運びである、、という一点で合理的なものだと信じたくなりました。
いつも以上に私見の多い内容でしたね。ご意見たがえます、という方笑って読み流してくださいね。