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阿寒遠征~体力の限り~夜明けか夜更けか


思い立ったが夜明け前2:40

21時から5時間ペダルを踏んでいて疲れているのに

山に登りたくなっちゃった僕。

雌阿寒温泉登山口コースは来た道からすぐ見える

オンネトー登山口は野営場に向かい、駐車場からすぐ見える。

どちらからでもいいけれどなんとなく明るいほうから行きました。
なんせまだ真っ暗。野営場周辺は明かりが少ない。
不安だったんだと思う。



→自転車の置き場が







登る途中どこかで暖かいもの=インスタントラーメンを食べたいと思いペットボトルに水を入れ

ヘッドライト、バッテリーの付属ライト、ケータイのライト

すべてのあかりを動員してナイトハイク開始!


登山道に入るとすぐに
あー困ったなー。



トレイルが広くてどこを目指せばいいかわかりにくいぞ。



踏みしめられて草が生えなくなってる部分とか
木の根がむき出しになってるとか
ピンクテープが結んであるとか

そういう情報がナイトハイクだと見えにくいです。

道迷いしないように慎重に進みます。

何度か立ち止まって周囲を見ながら

進むにつれてなんとなく攻略法が見えてきました。

それは






このコースはトレイルに沿って電線が這わしてある!

それに沿って行けばピンクテープや踏みしめた跡があるぞ!





何の電線かは後程わかるのですが
それを妄信して進むってすごい、、馬鹿ですねー


しばらく登ってエゾアカマツからハイマツに変わるころ
時刻はまだ3:15



真っ暗な中開けた空の星を眺めながら登っていると思いついたこと




日の出を頂上でみたいな

これだけ晴れいれば綺麗じゃない?

風もないし、ゆっくりタイムラプスで撮影できるじゃん



これまで暗いところにいたため撮影のことなんか頭になかった反動か
そんなことを思いついてしまったもんだからさあ大変

スピードハイクに切り替えたい気持ちと
ナイトハイクの慎重さとが
せめぎあい

中途半端なスピードで、いい加減な安全マージンになり
この選択は危険だったと下山時冷静になった時に反省しております。


バタバタの足元でようやく8合目に到達したときにうっすら明るくなる東の空を見て
日の出登頂はギリギリ間に合うかどうか

時刻は4:15

あと3~40分で到達できれば、、


足元を照らす日の光が出てきたのでスピードを一気に上げ
9合目到達時刻4:30

もう余裕で日の出撮影をする気でいました。



9合目になると、空が開けたように見えるんですよね。



本来ならね




ガスかかってて全ッッッッ然!!
見えないじゃあないですか!






風がなかったのはハイマツが防いでくれていたのと
お隣山の阿寒富士で風が巻いていただけ

9合目を過ぎてから風が強くなって、頂上付近では飛ばされそうになるほどの強風
ガスのせいで視界30m

4:45登頂

なんも見えん!!

阿寒遠征~体力の限り~夜明けか夜更けか_d0197762_17515311.jpeg
風上を見ると雲の切れ間らしきものも見える
少し待てば絶景になるはずだと信じて15分ぐらい待、、、、










待てるかー!!


インナーもアウターも汗でべしょべしょ

どんどん体温が奪われます。

テントフライをツェルト代わりにして中で着替えて
やり過ごそうとしましたが

シバリングで震える手では難しかったので



さっさと下山



9合目でガスを確認したときに着替えておけばよかった。。
それでも耐えられたかどうか怪しいですけどね!


結局日の出撮影はできず下山時の北側の森を
凍えた体でようやく撮影したのでした。



阿寒遠征~体力の限り~夜明けか夜更けか_d0197762_17521519.jpeg




6合目付近まで下りたところの岩石地帯からハイマツに切り替わる
森林限界


暗闇では見えなかったものが見えてきました。






巨岩の上にたたずむ白い何か







フクロウだ!!





と思って忍び足で近寄る





ケータイのカメラで限界までズームして
写真撮影



阿寒遠征~体力の限り~夜明けか夜更けか_d0197762_17530799.jpeg


いやいやよく見て


これはサイレンスピーカー


火山性ガスを感知すると警報がなりますよって
看板があったでしょ

それです。


ちなみに登りの時にお世話になったあの電線は
こいつにつながっております。


お世話になりました。



この少し先に大きな岩がせり出した平らな地面を発見!




ここを食事処とぉーするぅ




ようやく持ってきたカップラーメンの出番です

凍えた体によくしみました。
シーフードの辛いやつ。
写真はありません。

久しぶりに山でカップラーメン食べたんですけど、
あれですね


3分が長いですね!



普段
カップうどんは表示時間の2倍派の僕は
お湯入れてからの時間を全然気にしないでダラダラしてから
食べ始めるんですが




今回は待つだけ3分
体は凍えている
疲労はピーク

待つだけの3分は長すぎるっ!

この待ち時間に何をするのか
今後の課題ってことで。。


あ。もちろん待ちきれなくてちょっと堅かったですよ!





エネルギー補給をしたので

ここの背中側に何があるかも知らないで
(後述) 合流山行 より


一気に下山します。



夜明け後一番の登山者とすれ違い、
普段は

こんにちは!

ってあいさつされるんですよ

でも時間的に

おはようございます!
ってあいさつされるんですよね。


もちろん僕も
おはようございます!
ってあいさつ返すんですけど

全然おはようございます!の気分じゃあないというか


コンディション的には
おやすみなさいー
なんですよ。

そんな朝6時過ぎ。
無事下山。
自転車も盗まれてなかったし
満足。



山から下りてきてやりたいこと第一位
風呂はいる!!


皆様御同意していただけることと存じます。


コース名
雌阿寒温泉コース


となっている今回登ったコース
もちろん温泉付きです。名前通りです。



野中温泉。
あの歩くガイドブック様の情報にもしっかり記載がありました。
絶対入るべき!と。








じゃあ入ろうじゃあないか。



野中温泉玄関前より
日帰り入浴10:00~


現在時刻7時前。。。


そっか。

そうだよねー。



3時間仮眠をとれる場所を探します。


駐車場の隅っこ。
ここなら許してくれそう
いやダメだったかも


マットとシュラフ出して寝てたのは僕ですごめんなさいもうしません


4時間ぐっすり寝て
野中温泉突撃!
11時頃

ガラガラと引き戸を開け

こんにちはー


にゃーん

へー。猫いるんだー

どこだー



にゃーん

声は近い



にゃーん

え、いや、マジでどこー!



黒いストーブの上に真っ黒い猫ちゃん

この子の定位置だとしたらよくできているなと感じました。




¥400をお支払いして
浴場までの長ーい廊下を写真やサインを眺めながら
少し速足で進み

突き当りに
女性浴場

右に曲がって
男性浴場

なかは本当にシンプル


脱衣場
物置棚と腰掛と鏡と体重計


浴場
かけ湯槽と浴槽と桶


露天
浴槽


ただこれだけ

簡素なつくりと老朽化で見た目はあんまりですが

清潔で気持ちの良い浴場です。

この時は湯の華が出ていて真っ白に白濁していたのですが
別日の別な時間に入ると無色透明になっていました。

もしかしたら時間で違うのかもしれません。


たっぷり2時間堪能させてもらいまして
13時過ぎ。

お腹が空いてきたので野中温泉を後にします。





目指すは阿寒湖畔温泉街

なぜならば

もう持ってきた食料も水分もすべてなくなったから!

おかしいな。。もう一食分あったはずなんだけどな

とにかくこのままじゃ登山倶楽部の方々が来る前に力尽きてしまう。
(あと12時間独りぼっち)

重い荷物はデポして

15kmほどなので3~40分走らせれば着くしラクショー

早速出発ー

知っているぞ!しばらく下りだ!
さっき(11時間前)ここ歩いたモーン!
真っ暗だったけど!

体も軽いしー
睡眠とって
温泉入って
気分もリフレッシュ!

ハハハハハ
この調子で湖畔までラクショーラクショー、、、、










じゃねえ!!
山あり谷あり峠道

下りの先に登りあり

下りの慣性を登りに変換するためにペダルを止められない

しかも結構な勾配ですよ

舗装もそんなにきれいじゃないし
トラックはビュンビュン追い越していく

これは体力と精神力をごっそり持っていかれますよ

それでも頑張れたのは



おいしいご飯があると信じているから!





何とかたどり着いた阿寒湖畔温泉街





このまま雄阿寒岳を取りに行こうと思った瞬間もあるのですが
流石に無茶ができるコンディションではなかったので思いとどまりました。
機会があればやってみたいと思います。

実現可能かと思われる条件

  • 計画された山行であること
  • 良好な身体、精神の状態であること
  • 阿寒湖畔に停泊可能なこと

これらを満たせば可能だと思われます。
今回は、、、


すべて満たしていません!






脱線しました。
阿寒湖畔温泉街に来た
目的を確認しておきます。

  • 腹ごしらえ
  • 4食分の買い出し
  • 行動食の確保
  • お酒♡

時刻は14時前
ランチどきにギリギリ間に合った感じで何よりです

まずは街を一回りして立ち寄るお店の目星をつけて



腹ごしらえ
阿寒遠征~体力の限り~夜明けか夜更けか_d0197762_15184607.jpeg
鉄板にパスタが乗ってとんかつが乗ってカレーが掛かってるやつー

道東グルメの色々合わさったやつ感

あそこの有名なあれのソース部分を
あそこのカレーに変えたって感じ

パリッとした麺がおいしかったなー

温泉街の洋食屋さんでいただきました。



4食分の買い出し
おいしそうなパン屋さんがありまして
そこでいっぱい買いました。
写真撮っておけばよかった。

後で見た情報ですが
阿寒湖畔温泉街で唯一のパン屋さんだそうです

思い出せたのだけ..
マリトッツォ
豆パン(ハーフ)
コーンパン
カツサンド
ウィンナーパン
くるみパン
他多数

全部おいしかったー
写真は無いけど。

マリトッツォは
まりもっつぉ
とかいう名前だったかなぁ

抹茶パウダーが掛かったまりもを模したものでしたよ
写真は無いけど。


行動食の確保
おつまみ、ナッツ系の行動食を好むので
柿ピーやらミックスナッツやらジャーキーやら

準チョコレート菓子はおつまみ系に含みます。

道民の味方セイコーマートで。


お酒
これは迷いました!
ビールにするかハイボールにするか
ワイン、日本酒、焼酎、ウィスキー、チューハイ、リキュール系…

でも飲まない選択は出来なかったっ!

結局
ビールx2本にしたんですが
(こちらも道民の味方セイコーマートで)

冷え込んだ秋の阿寒の晩には日本酒がよかったのです。
(後述)合流山行 より





買い物を終えてきた道を戻ります。

山あり谷あり峠道ー

来た時より幾分余裕
おいしいご飯をたべたから

帰りの所要時間も3~40分でしたので
上り下りの割合は一緒なんだと思います。


野中温泉を越えてオンネトー野営場を目指します。


下り道なのですぐです。
5分くらいでしょうか

阿寒遠征~体力の限り~夜明けか夜更けか_d0197762_15193771.jpeg


よく晴れています。
今朝の天気が噓のよう


ちくしょう


この写真を撮影した場所にいた
バイカーさん(大阪からいらっしゃったらしいです)
実際昼間に登ったというので
登った時のことを伺ったのですが

今日の雌阿寒は空気も澄んでいて雲もなく
日高や大雪、羅臼や国後まで見えましたよーって


写真も動画も見せていただきました。

えー!
丸見えじゃないですかー!



ちくしょう
阿寒遠征~体力の限り~夜明けか夜更けか_d0197762_17045955.jpeg
僕こんなんだったんですけどって写真見せて今回の旅行の内容をお伝えしたら



笑ってました


クレイジーですね。と



ハハハハハ



僕もそう思います。と


ハハハハハ

阿寒遠征~体力の限り~夜明けか夜更けか_d0197762_15195473.jpeg


見てくださいこの悔しそうな表情



夕日を取りにこのままアタックしてやろうかとも思いましたが
時刻は16時を回っておりましたので
時間的に遅い…

仮眠をとりつつ

起きれたら

またナイトハイクしたいなーと思っておりました。



このときはね。




昨夜の徘徊では真っ暗すぎて恐怖のあまり途中で逃げ出したのですが
野営場前に来てみて実はすぐ前まで来ていたことが判明。
(逃げ出したのは元茶屋前)
なのでコースとしての選択は雌阿寒温泉コース一択だった

冒頭より
夜中に登りたくなっちゃった僕。




野営場を探しきれなくて徘徊していただけなのでしたー



無事、野営場到着ー

池田からの所要時間
20時間!!

深夜徘徊おわり!
停泊!
疲れた!もう寝る!

今朝山頂付近で出したときに朝露に濡れたテントを広げて

仮眠をとります。





20時か21時くらいに

起きれれば

オンネトー登山口より
雌阿寒岳再トライ

晴れていればさえぎるもののない

星空が見える

はず



きっと昨日道の上から見た景色より素晴らしいに違いないと



想像する間もなく




泥のように眠る




……






……






バリバリッ!




何かの物音で
目が覚める



ガサガサッ!
バリバリッ!




うわー
どっちだー


あっちなら死んだー



熊か
狐か



一応大声で叫んでみた

うぉー

ややしばらく叫んで
恐る恐る音の出るほうをテントの前室からライトで照らし

のぞいてみると






お前だったのか…



狐でしたー



とりあえず人間の恐ろしさを教えるために

ひとしきり暴れると


狐は去っていきました。




ほっと胸をなでおろし
時間を確認



21:56


うん。まあしょうがない。

絶景は、また今度ということで。




もうすぐ登山俱楽部の方々と合流のお時間です。


狐も来ちゃったし少し場所を移すことにしました。


阿寒遠征~体力の限り~合流山行 に続く


by shugakuso3 | 2021-09-25 19:16 | 自転車旅 | Comments(0)
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